人生観が変わる本を紹介します!📚
こんにちは!パスカルです!
後期が始まって気づいたら一週間以上経ってしまいました。
2年後期は4年間で唯一実験がない学期なので、レポートに追われることはないのですが、その分勉強ばかりしています。(模範大学生です!!笑)
今は授業の復習とゼミの予習、その他諸々で手一杯ですが、落ち着いてきたら他の興味のある分野にも手を出していきたいです!!(*^^)v
さて今回は、私が夏休みに呼んだ中で人生観変わった!たくさんの人に読んでほしい!と思った本を紹介したいと思います!
実は一度別の本を紹介しているのですが、こちらもお勧めです!↓
ncu-passproject.hatenablog.com
今回紹介する本はこちら!
ランディ・オルソン著、坪子理美訳「なぜ化学はストーリーを必要としているのか」
です!
タイトルからインパクトがありますよね笑
私がこの本のタイトルを見て思ったこと
科学とストーリーってつながりがあっていいの?
ストーリーすなわち物語を作るということは、嘘をつくことになってしまいます。
真理を追究して真実のみを伝えるはずの科学とは反することなのではないかと思ったわけです。
理系の人であればそう考えるんじゃないかなと思います。
しかし!読み進めていくうちに私のストーリーに対する概念が覆りました!
そもそも論文の形式自体もよく考えたらストーリーになっているんです。
「Introduction, Methods, Results,and Discussion」
になってますよね。
さらに、科学に限らず講演が上手な方って要はストーリーを伝えるのが上手なんですよ。
そう、科学を伝えるためにはストーリーが欠かせないんです!!
では、どれだけの人がこのストーリーを意識してサイエンスコミュニケーションができているのでしょうか?
もちろん無意識にできている人もいます。その人は話が上手な人です。
ただ事実を並べるだけではなく、前後のつながりや1つの話の中に1つのメッセージを込めるということができている人です。
自分はどうでしょう?
どんな人でも人前で話をする機会ってありますよね。
大学生であれば必ず卒業論文を書きますよね。
その際に、どれだけいい結果を残していてもストーリー性がなければ、伝わらずにおわってしまうんです。
だからこそ、ストーリーは大切だとこの本は主張しています。
どれだけストーリーが大切なのか、ストーリーとはそもそも何なのか、ストーリーはどのように作るのかなど、理系にとって大切なことがこの本には詰まっています。
作者のランディ・オルソンさんは、人生の半分をハーバード大学の海洋生物学者として過ごした後に、もう半分をハリウッドの映画監督として過ごしている面白い経歴の持ち主です。
そんな人が書いた本が面白くないはずがないですよね!!
学部生のうちに知ることができてよかった本の1つです!
みなさんもぜひ読んでみてください!!!
今回はここまで(^^♪