パスプロ研究室-Laboratory of PASS-project-(仮)

名市大総合生命理学部の日常がここにある。

パスプロ研究室-Laboratory of PASS-project-

大炎上?家で起きた大事件について!

こんにちは!コロナのせいで夏を楽しめていないMurcuryです!

 

今回は家で起こした大事件とその実態についてお話ししようと思います!

 

まずは大事件についてから。

8月19日、自宅にて。親が仕事で出かけていたので昼ご飯をレンジで温めていた時に事件が起きました。

電子レンジの中で火が発生していたのです!

 

まあ勘のいい方ならもう気づいたかもしれませんがそうです。

『アルミホイルを電子レンジで加熱していた』のです!

そうなんです。アルミホイルや銀紙をレンジで加熱すると火がでます。完璧に忘れていた(知らなかった?)Murcuryはびっくりして速攻レンジを止めてフーフーして何とか早期の消火に成功しました!

 

しかし、アルミと一緒にくるまれていた包装紙のせいで焦げた紙が舞ったり焦げ臭かったり後処理が面倒なことに...

 

写真があったら分かりやすいと思ったのですが、当時は本気で焦っていたので写真を撮る余裕なんてなかったですね。

なので、実際のニュースの映像を参考においておきます。(ANNnews2012年6月)

https://www.youtube.com/watch?v=BzxjySyVz2I

 

まあ実際の話はここまでにしておいて、カニズムを紹介したいと思います!

 

ご存じのとおり、電子レンジはマイクロ波によって物体中の『水分』を振動させて熱を発生させます。しかし、マイクロ波『電子』も振動させます。これによって電位差が生じます。表面積の大きい物体はよりマイクロ波を受けますので、アルミホイルはとても危険ですね。

 

電位差が生じるということはエネルギー差が生じるということです。エネルギーを多く持っていたら、少ないほうへ移りますね。その際に別の物質、例えば空気や紙等に移るときに振動していた電子が金属から飛び出し、放電が起きて火花が発生します!たとえるなら滝から落ちた水が飛沫になって飛び散るイメージでしょうか。(例えが下手ですいません...)

つまり、

 

1.マイクロ波が金属中の電子にぶつかる

2.電位差が発生

3.電子が飛び出し、放電が起きて火花発生!

 

ということですね。

 

これについては電子レンジやアルミホイルの会社のQ&Aに載っていたりします。一応注意書きにも書いてありますね。(つまり注意を読んでいなかったMurcuryが100%悪い...)

今回はアルミホイルでしたが、発生しない場合や、ほかの金属で火花が出ることもあるので気を付けてください!

また、マイクロ波が反射して電子レンジが故障する場合があるので本当に気を付けてください!(故障していなくて本当に良かった...)

 

といった感じで今回はここまでにしたいとおもいます!

このようなメカニズムをより理解しやすい理系って本当にいいですね!

では楽しい夏休みを!