未来人ニコラ・テスラ!
みなさんこんにちは!アルギニンです
コロナも一段落しだと思いきや、第二波への懸念や名古屋PARCOでの感染者など、まだまだ日常は遠く感じますね。
さて、このブログを更新する以上理学に関する何かを書かなきゃいけないわけなんですが、理学は何もscienceだけじゃありません。人類の理学の歴史も理学と言えるのではないでしょうか?そこで私は理学史に残る人を紹介したいとおもいます。
私が今回紹介するのは
ニコラ・テスラ
この人を一言で言い表すなら未来人!これが最適かと思います。
この人、何がすごいかと言いますと、電球が発明された時代に、現代では当たり前のシステム次々と開発しました。
そんな彼、23歳の時に運命的な出会いをします。それがかの発明王エジソンとの出会い。
しかし、そこで彼は交流電流を発明、エジソンと対立します。エジソンは自らの直流電流に投資しており、さらに自分より優れたものを恐れました。そして二人は真っ向から対立、エジソンはニコラをクビにしました。
そして、後に電流戦争と呼ばれるニコラとエジソンの壮絶な戦いが幕を開けます。
エジソンはその影響力を利用しニコラと交流電流の悪評を流しました
その影響は凄まじくニコラは一人で研究することを余儀なくされましたが、そこで世界初となる交流モーターを開発。これはエジソンどころか全米の科学者ですら理解不能だったとか。
さらに、ウエスティングハウスという人がニコラに目をつけ多額の出資を行います。
そこでエジソンは交流電流を用いて動物を公開虐殺、また世界初の処刑用電気椅子を作り、電気処刑をウェスティングハウスすると呼び、ニコラと出資者を攻撃、世間に交流電流は危険というイメージを植え付けました。
しかし、ニコラはこんなことで終わらない。なんとニコラは100万ボルトの電流が火花を散らす中、平然と読書をするパフォーマンスを見せつけます。
これは交流電流の変圧(超簡単に言えば電気のパワー調整)が簡単にできるという点を利用しました。
結果、ニコラは交流電流のイメージを消すだけでなく、安全性と汎用性を証明し、シカゴ万博の発電、またナイアガラの滝での水力発電にも交流電流が使われました。
こうして電流戦争はニコラの勝利で終了しました。
しかし、ニコラの本領はここから。その後彼は現代のテレビ開発の基礎となる無線通信技術、コンピュータの基礎となる命令を実行させる技術、さらには遠隔操作技術、軍事用レーダーなど、現代の技術の基礎となる技術を電球が発明された時代に作り出しました!
彼は他にも世界システムという技術も考案していたのですが、私の頭では完璧に理解できなかったので割愛します…
しかし、彼は晩年先取りしすぎた研究で誰からも理解されず、ひっそりと孤独に息を引き取りました。
さて、未来人ニコラ・テスラいかがだったでしょうか?天才的な頭脳でまるで未来から来たかのような発明をする彼は、まさしく理学に携わる者の憧れだと思います。しかし天才だけが彼の武器でなく、逆境でも諦めず、全力で戦ったからこそ、偉大な人物になれたのだと思います。
私も、逆境に負けず、全力で戦える人物になりたいです。
さて、今回の記事はここまでとさせていただきます。楽しめていただけたのなら幸いです。
では、また次回もよろしくお願いします!