パスプロ研究室-Laboratory of PASS-project-(仮)

名市大総合生命理学部の日常がここにある。

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人間の夢?不老不死について!

どうもこんにちは!雨続きで体調のすぐれないMurcuryです!前に記事を書いた時には「梅雨は終わりかな?」なんてことを思っていましたが、そんなことはなかったですね。更には災害も起きてしまって、コロナといい、日本が滅んでしまってしまうんじゃないか?と思うくらいひどいことが続いていますね。誰か何とかしてくれ!って感じです(笑)。

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回は不老不死についてお話していきたいなと思います。

 

不老不死ってファンタジーの世界ではよく聞くような言葉ですが、文字通り、老いることもなく、死ぬこともない状態のことを指すのですが、果たしてそのようなことが可能なんでしょうか?

 

前回錬金術のお話をした際に賢者の石などの物質が登場しましたが、あのような物質も、摂取すると不老不死になると考えられていた伝説の存在でしたね。人間はやはり、理想を追い求めようと努力する生き物なんですね(笑)。

 

さて、不老不死なんですが、私個人の考えでは、そんなことはできないと思います。人間の記憶や知識をAIや機械に与えることで不老不死になったかのように見えますが、それはもはや人ではないですね...

人の体のままで不老不死になることはできないだろうし、なれたとしてもそれは何百年後の、それこそファンタジーの世界なんでしょう。

 

また、倫理的、哲学的な問題にもつながっていきます。それは、死ぬこと、老いることができないために、永遠に苦しみ続けなければならないということです。最近、とある方から哲学のお話を聞いているのですが、人間の生きる目的とは、「幸せになること」だと教えていただきました。幸せになるため生きているのですが、さて、人間としての幸せっていったい何なんでしょうね。僕は、人間らしい生活を送ることができることだと思います。

 

また、生物学的にも、生と死は生物が多様性を得るため、そして競争してより良い子孫を残すためのシステムだと考えているので、不老不死が成立するとすべてのバランスが崩壊してしまうのかなと思います。

世界が人であふれてしまって、食糧問題が深刻になってしまったり、個人の利益に対する代償があまりにも大きすぎてしまいますね。

 

さて、今回は理学部っぽくない哲学的な話が多くなってしまいましたが、ここまでとさせていただきます(笑)。

ここ1週間は雨が降ったり天気の悪い日が続くようなので、体調には気を付けましょう!

それではまた会いましょう!