サイエンスとアートの旅:前編
こんにちは、GFPです。
先日、旅行に行ってきました、一人で。
今日は日本科学未来館 (Miraikan)について語ろうと思います。
※森美術館は来週をお楽しみに
※なお、この記事は個人の見解で、欲しい情報は自分でググって下さい
まずは、科学館への情熱を書かせて下さい。
僕は科学館が大好きで、大好きで、大好きで、、、
というのも、サイエンスにあれほど楽しく触れられるところは他にないと思うからです。そして、サイエンスをあれほど"表現"しているところは他にありません。
イキリ学生の私は科学館ボランティアに応募しちゃうほど、科学館への愛が深いです。
んで、こんな情熱があるのにも関わらず、
実は、日本科学未来館、ほぼ初めてです(笑)
許してください。
でも、意気込み抜群な私は、開館30分前に日本科学未来館に到着しました。
常設展の入り口にこんなメッセージが。
ひたすら、朝から感動しました。最初の行の「“答え”ではなく、“問い”があります」の部分。
これってサイエンス(自然科学に限らず、人文社会学なども含む)の真髄だと思うんです。
”問い“から知識が生まれて、科学になっていく。
この”問い“がいくつも展示にはありました。
特に2つの展示が感動的で、考えてさせられました。
1つ目は、メディアアーティストと大学教員の顔を持つ、落合陽一氏監修で話題の
新しい常設展示、「計算機と自然、計算機の自然」です。
ここでの計算機というのは、コンピュータ(電卓からスマホまですべてのコンピュータ)のことだと解釈したのですが、
コンピュータが私たちの日常に占める割合が大きくなり、近い将来、「今の自然」とは異なる、
コンピュータによって作られた「新しい自然」が現れるだろう。
その時、私たちの価値観はどう変わっていくのか。
そんなスペキュラティブな展示でした。
この写真の展示はロボットが自律的に、かつ協調的に自然に存在し、活動したら、それは「人工」か「自然」か。
そんな問いを投げかけてくる作品です。
なんだか、不思議な気持ちになります。少し怖いような、ワクワクするような。
スペキュラティブな作品って、見ると、どうしても考えてしまう。
だから、すごく好きなんですよね。
2つ目は、「細胞たち研究開発中」という常設展示です。
iPS細胞をメインテーマにした展示で、最初に、ショートフィルムを見るのですが、これもまた、考えさせられる。
iPS細胞への価値観がこの展示を通して変わりました。
正直、全くiPS細胞の知識がないと、よくわからないまま終わってしまうかもしれませんが、
iPS治療をかつてないほど近く感じることになると思います。
そして、その中に見え隠れする生命の逞さ、儚さ、技術の進歩。
学び、考えることだらけで、パンクしてしまいます(笑)
また、これも常設展示ですがジオアース。圧巻です!
最後に立ち寄ったミュージアムショップは理系心くすぐるアクセサリーやらお菓子やら実験キットやらで、
欲しいものだらけでした。
私は、そこで合計1万円ほど使ってしまいました。散財です。
長くなってしまいましたが、日本科学未来館、素晴らしい科学館でした!
ここで紹介した以外にも面白く、考えさせられる展示がたくさんあります!是非、足を運んでみて下さい!
次回は誰かと行って、”問い“について語り合いたいな。