日常を科学する 第1回 ~冬至にゆず湯~
皆さんこんにちは、卑弥呼です!!
我が家の居間にはコタツが置かれており、毎日、こたつむり生活を送っております。コタツってなんであんなにも気持ちがいいものなんでしょうね?談話室にもコタツが欲しいです。
さて今週から通常投稿が始まったわけで僕も何か書かないといけないわけで…ということで定期コラム「日常を科学する」を連載することにしました!パスプロの目標の一つでもある「理学の魅力を広げる」を体現するこのコラム、「日常の何気ない場面を科学的に見ていこう」というものです!
第1回の今回は「冬至にゆず湯」ということでゆず湯の効能についてお話していきたいと思います。
今年の冬至は12月22日日曜日、今週末ですね!冬至は1年の中で最も昼時間が短い日でその時間はおおよそ9時間50分です。(逆に夏至は夜時間が10時間なんですね、短い)
冬至といえばゆず湯!!僕自身、風呂も柑橘類もどっちも好きなのでゆず湯は冬至とか関係なく入りたいですね。
ゆずの皮にはリモネンといわれる芳香物質(におい成分みたいなものです)が多く含まれており、リモネンが柑橘類らしいにおいのもとになっています。このリモネンをかぐことで交感神経(活動系になっているときとか緊張しているときとかに働く神経系です)が興奮します。すると、ノルアドレナリンと呼ばれるホルモンの分泌が活発になり血圧が上昇したり物質代謝が促進されたりします。血圧上昇により血行が良くなり身体の末端まで血液が行き届きやすくなり冷え性の症状を和らげてくれます。さらに、物質代謝が促進されることで体内のウイルスや細菌が排除されやすくなり風邪をひきにくくなります。「冬至にゆず湯に入ると1年間風邪をひかなくなる」というのあながち間違いではないようです。
さらにゆずは果肉、皮ともに多量のビタミンCを含みます。その量は柑橘類の中でもトップクラスといわれています。このビタミンCは肌の保水性を高め、抗酸化作用により老化防止します。
このようにゆずには私たちの身体を守ってくれる成分がいっぱい含まれているわけですね。由来は諸説ありますが、ゆず=融通(ゆうずう)とダジャレみたい感じですがゆずの働きは偉大です。さらに、ゆずは果肉だけではなく皮にも成分が多く含まれているためゆず湯にすることはとても理にかなっているわけです。より効果を得るためにはゆずの表面に小さな切れ込みを入れるといいみたいです。
さて、初めての投稿でしたがいかがだったでしょうか。僕は文章を書くのが苦手で読みにくかったかもしれません。それでも、最後まで読んでいただきありがとうございました。このコラムを通して文章力を付けていけられたらなと思っております。
何か書いてほしい内容などがあればコメントよろしくお願いします!では。