パスプロ研究室-Laboratory of PASS-project-(仮)

名市大総合生命理学部の日常がここにある。

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チョコレートを科学する!

こんにちは~!!

有意義な春休みを過ごすにはどうしようかと、いまだに悩み続けているはまこです!!みなさんはお元気ですか?

 

国公立前期試験まであと1週間になりましたね。

あの時から1年が経ってしまったなんて…。この1年って本当にあっという間でしたね💦

 

 

 

さて、今回も通常運転で、科学について書こうと思います!

 

今更感ありますが、2月14日バレンタインデーでしたね。

なかなか手作りチョコを渡しにくいご時世ですが、みなさんはどんなバレンタインデーを過ごしましたか?

チョコレートって最強ですよね。

あれを超えるお菓子がこの世の中にありますか?

さらに、健康にもいいと注目されている。

もう食べるしかないじゃん……(笑)

 

 

今回はそんなチョコレートを科学していきます!

 

 

まず、チョコレートの構造を科学的に見てみましょう。

チョコレートは、カカオマスに砂糖とココアバターを加えて固化させたものです。

ココアバターは油脂なのですが、その中に砂糖やカカオ固形分が分散されています。

連続相である油脂が、結晶化したり融解したりすることで、固まったり溶けたりするんですね。

だから、チョコレートって、「食べる結晶」って言われたりもします!!

ショコラティエが「テンパリングっていうのをやるの、知ってますよね?

あれは経験的にやってますけど、きちんとした温度操作によって、均一な結晶を作っているんです。

いや~、それにしても経験的に科学操作して、おいしいチョコレートが作れるってすごいです!

 

 

そして、チョコレートが健康に良いとされている科学的根拠を見ていきましょう。

研究によれば、チョコレートを摂取すると、脳にとって重要な栄養分である「BDNF」が上昇することが分かっています。

BDNFって何でしょう。

「脳由来神経栄養因子」といって、神経細胞の発生や成長、維持や再生を促進させるタンパク質の一種です。

しかし、加齢とともに減少してしまうらしいんです。これが減ると、記憶力や学習能力の低下が引き起こされるのだとか。うつ病アルツハイマー病との関連性もあることが分かっているみたいです。

 

さらにさらに、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは脳の血流の量を増やして認知能力を高めたり、苦み成分のテオブロミンが精神を安定させてくれたり、ブドウ糖が脳に供給されて疲れを回復させてくれたりと、いいことづくしではありませんか!!

 

 

健康のために、チョコレートを食べましょう!!!

受験生の時は、勉強のお供にチョコレートは欠かせませんでした(笑)

でも、食べ過ぎには注意ですね💦

 

それでは今日はここまで!

 

 

 

 参考文献、サイト:

チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究 最終報告 | みんなの健康チョコライフ | 株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcrsj/56/5/56_319/_pdf