パスプロ研究室-Laboratory of PASS-project-(仮)

名市大総合生命理学部の日常がここにある。

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日常を科学する 第7回~甘くておいしい恋の作り方~

みなさん、こんにちは!卑弥呼です!

春休みが始まり早1週間。もう、生活が堕落してます(苦笑)

毎晩3時とか4時まで起きて、10時11時まで寝る。

こんな生活してちゃいけないことはわかってるのですが…

早めに直さないと、2年生になってから大変なことになる汗

 

さて、今週の金曜は「バレンタイン」です!(まあ、チョコをくれる人がいないのでただの平日ですね)

バレンタインといえばもちろんチョコレートですよね!!

名古屋では「アムール・デュ・ショコラ」というイベントが有名ですが

あそこで売ってるチョコレートって何がいいんでしょうね?

 

今回の日常を科学するは「甘くておいしい恋の作り方」と題して、おいしいチョコレートの作り方をご紹介していきたいと思います。

 

チョコレートの主な原料はもちろん「カカオ」ですよね!

カカオの油成分のことを「ココアバター」といい、このココアバターの結晶構造がチョコレートのおいしさに直結してます!

ココアバターの結晶構造は、6種類(I~VI型)存在しそれぞれ融点や結晶の安定性などが異なります。I型が一番融点が低く不安定です。数字が上がるほど融点も高くなり構造も安定してきます。

最もおいしいチョコレートはV型の結晶構造をもったチョコレートです。

V型のチョコレートは融点が約33度と最もヒトの体温に近いため、口に入れた瞬間にやさしく溶けていくわけです。

このV型結晶を作るために必要な工程が「テンパリング」です!!

テンパリングは、チョコレートをゆっくりと冷やし25度ほどにした後、30度近くに温度を上げゆっくりと結晶化させていきます。

ちなみに、長時間放置したチョコレートの表面が白く粉を吹いたように見えたことはないでしょうか?

これは、時間がたつにつれV型結晶がVI型結晶に転移することによって発生します。

チョコレートが白っぽくなってきたら早めに召し上がってくださいね。

 

ということで、今日のお話はここまで!

ぜひおいしいチョコレートを作って甘い恋を手に入れましょう!

大事なのはテンパリングです!!

(よしよかったら僕にもチョコレートをください。)

以上!それでは!