理学部とは
あけましておめでとうございまーす!
パスカルからの新年一発目の投稿です😆
さて今回は、理学部に焦点を当ててみます。
そもそも理学部という学部に対して、みなさんはどのような印象を抱きますか?
理屈っぽい変人の集まり、就職なさそうなどでしょうか。
前者は合っているかもしれませんが(こんなこと言うと怒られる)、少なくとも後者は違います。
これが何故か、ということにお答えするために、まずは理学部とはどんな学部かについて話しましょう。
理学部は、物事の根本を学ぶ学部です。
先人たちの発見を深く学ぶことで、新しい理論を発見していきます。
よく、理学部って工学部と何が違うの?と聞かれますが、これは簡単。工学部では、今ある理論をどのように応用するのか、を中心に学びます。
物事に焦点を当てる位置が違うんです。
これは先生方の研究内容を見れば明らか。
理学部の先生方が行っている研究内容を聞いて、「え、それって何の役に立つの?」と思う人もいるでしょう。だから、就職無理学部なんて言われたりするんですね。
しかし、よく考えてみてください。基礎というものは、いくらでも応用が効きます。基礎には無限大の可能性があります。どのようにも形を変えて、いずれ必ず世の中のためになります。
これってすごくないですか?
(実際、世の中のためは置いといて、とにかく気になったことを追究したい!という人がほとんどな気がしますが…)
そして、就職に関してですね。
我が総合生命理学部の学部長、湯川泰先生によると
理学部は、粘り強い子の集まりだ。
粘り強いというのは、この時代では大きな強みとなり、どこの企業でも欲しがる人材である。
ということです。
これを聞いたとき、確かにそうだなと納得しました。
研究は、粘り強くなければできません。この学部に入ってから1年も経っていませんが、たくさんの先生方のお話を聞いて分かってきました。なぜなら、答えが分からないことに挑戦するため、失敗を繰り返し、結果がすぐには出ないからです。
実験をしていても思います。
気になることを調べず考えず、適当にレポートを書いてしまうことだってできます。そっちのが格段に時間はかかりません。
しかし、放っておくことができないんですね。自分が満足するまでとことん調べて考えます。それでも分かんないときに、先生方に聞きに行くんです。
どれだけ時間がかかっても、どれだけ眠くても「真実を知る」それだけは譲れません。
ということで、安心してください。就職無理学部ではありません!!
大変長くなってしまいましたが、少しでも理学部について分かってもらえたでしょうか?
質問がある方は、ぜひコメント欄にどうぞ!
またいつか、我らが総合生命理学部についてもお話ししていきますね😆
では、今年も1年よろしくお願いします!!