パスプロ研究室-Laboratory of PASS-project-(仮)

名市大総合生命理学部の日常がここにある。

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社会問題について考えよう~サンマの不漁~ バリウムです

みなさん、こんばんは!

 

黄緑イエローグリーン情熱パッションでリガクを楽しみたい、バリウムです!

 

最近、急に寒くなりましたよね。

まだ秋なのに

秋ってこんなに寒いのかと思います…

 

秋といえばさんまがおいしい季節ですよね。

今年、みなさんはもう食べましたか?

 

もう食べたよって人もいると思いますが、まだ食べていない人も多いと思います。

私は毎年1回は食べますが、今年はまだ食べていません。

 

 

実はここ近年、さんまの不漁が続いているんです。

その影響で今、こんなことが…

サンマ定食恋しい秋 不漁続きで仕入れ価格高騰 提供断念の店も

西日本新聞 2020年10月27日(2020年10月27日最終閲覧)

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/658290/

 

 

昔みたいに安くて、気軽に食べられる魚という像は徐々に崩れかけていますね。

 

 

さんまが不漁である原因としては主に2つあります。

1つめが「需要の増加」

さんまを獲っているのは日本だけではありません。

近年は台湾を筆頭に、中国も2012年から漁獲をしており、この付近の多くの国でさんま漁がおこなわれています。

 

みんなが取るようになれば昔みたいには取れなくなりますよね。

 

2つめは地球温暖化

地中温暖化の結果の1つである海水温の上昇によってこれまで日本付近を泳いでいたさんまがもう少し南の海を泳ぐようになるのです。

さんまをなかなか食べることができないのは私たちがこれまで行ってきた行動も原因なんですね。

 

以上の2つに加えて、母数そのものが減少していることもあります(これはこの2つの結果であると私は思いますが)

 

 

さていかがでしたでしょうか?

 

これから、どんどんさんまが獲れなくなり、価格が上がっていけば

食卓からさんまが消える日も近くはないでしょう。

 

そうならないためには

地球温暖化をこれ以上促進させない

ことが大事です。

 

私たちにできることとしては

・買い物でレジ袋を購入しない(シールorマイバックを持っていく)

・使わない部屋はこまめに電気を消す

などたくさんあります。

身近なことに心がけて生活しましょう!

 

また、1番大切なことは「さんまの不漁」という

社会問題に興味をもち、理解することだと思います。

 

海外でもさんまを獲っているので、私たちが上記のことをいくら頑張っても昔みたいに獲れることはないと思います。

でも、この問題を理解することで

・結果があまり感じられなくとも私たちが上記のことをやることについて無駄ではないとわかる

・身近な行動から意識することができる

でしょう。

 

「さんまの不漁」に関わらず、様々な社会問題に対して目を向けていきましょう!

 

 

私たちパスプロは持続可能な開発目標(SDGs)を支持しています。

今回は「14 海の豊かさを守ろう」を念頭にお送りしました。

 

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参考

サンマ不漁の原因は「あの国」の漁船だった 日本の船が対抗できない理由とは?

AERAdot. 2019年8月28日

https://dot.asahi.com/aera/2019082800062.html?page=1

 

サンマ不漁の原因と対策

NHK解説委員会 2017年9月7日

https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/279303.html

 

 ともに最終閲覧日2020年9月27日

ではまた次回☆