ベクトル場の回転(rot)
こんにちは〜たけです!
今日はベクトル場の回転についてです。
今まで3回、ベクトル解析について基本的なことを書いてきました。とりあえず今回で一区切りです。この先つづくかは分かりません笑
それでは行ってみよう。
前回やったのがベクトル場の発散でしたね。
divA=∂a/∂x+∂b/∂y+∂c/∂z
でしたね!
今回は回転についてです。
ベクトル場 A=ai+bj+ck とすると、
rotA=(∂c/∂y-∂b/∂z)i
+(∂a/∂z-∂c/∂x)j
+(∂b/∂x-∂a/∂y)k
と定義されます。
ここでまたナブラを思い出してください!
▽=(∂/∂x)i+(∂/∂y)j+(∂/∂z)k
ですから、
rotA=▽×A
となります。gradA=▽・A
だったので間違えないようにしましょう。
今回もイメージを持ってもらうために水流を考えて見ます。
まとめ
rotAは水流をイメージして、回転を表します。
最後に問題をやって終わりましょう
r=xi+yj+zkとする時、rotr=0を示せ。
rotr=(∂z/∂y-∂y/∂z)i+(∂x/∂z-∂z/∂x)j+(∂y/∂x-∂x/∂y)k=0
今回はこれで終わりです!
参考 ベクトル解析 山内 正敏 著