こんなところにも素数!?
こんにちは、アワーラです!
今日は1月9日!19は素数なので素因数分解はしなくていいですね〜
突然ですが、名古屋市立大学には理系の論文を使って英語を学んでいく授業があります。
そこでつい最近「素数ゼミ」というものをテーマにした論文を扱いました。
皆さんは素数ゼミって聞いたことありますか?
僕が中学生の頃数学の教科書のコラムに載っていたので見たことある人もいるかな…?
素数ゼミというのは、昆虫のセミのことなんですが、なんとこのセミ、土の中で13年とか17年とか素数年分だけ過ごしてから出てくるんです!面白くないですか!!?
で、なぜ素数年分土の中にいるかというと……
そもそもセミが成虫になって街の中でミンミン鳴きまくるのは、子孫を残すためのパートナーを探すため、というのは皆さんご存知の通りです。
しかし、この「成虫になって地上に出てくるスパン」が他の種類のセミと被ったらどうなるか…?
残念ながらセミは鳥に食べられまくって子孫を残せなくなってしまいます!
そこでセミは考えるわけです。
どうしたら他のセミとスパンが被らないか…何か都合のいい数字はないだろうか………
あ、そうだ!素数年ごとにすれば他のセミとの最小公倍数が大きくなって食べられにくいじゃん!
ってな訳で、素数ゼミは13年や17年などの比較的他のセミと産卵の時期が被らない数字ごとに地上に出てくることで、子孫の繁栄を保っているのです!
セミの繁殖すら手助けしてしまうなんて、やはり素数って魅力的ですね〜!
以上、英語の時間に"prime number"(素数)が出てきてテンション上がったアワーラでした〜