ロータス現象 ~水をはじく~
こんにちは、はまこです!
暑くてじめじめして、大変ですね。突然雨降ったりするし…。
そういえば最近、雨女だと家族に言われました。
(科学的根拠はありません。そもそも雨男・雨女の定義って何でしょう?)
…そんなのはどうでもいいですね。
でもとにかく、雨って嫌ですよね。
私たちを雨から守ってくれるバリアがあればいいのに…。
ということで、今日のテーマは、私たちを水から守る撥水です!
まず、「撥水って何?」「防水と何が違うの?」って聞かれたら答えられますか?
そんなこと言われても…って感じだと思います。
・撥水・・・物の表面についた水をはじく作用のこと
・防水・・・水をはじくのではなく、水そのものを通さないこと
言われてみればそうですね笑。
いや~、今までそんなの区別せずに使ってきたよって人も多いかもしれません。
さて、撥水といえば、蓮の葉ですね!
蓮の葉が水をはじいてるのは、直接ではなくとも見たことがあると思います。
蓮は、浮葉植物と呼ばれる水生植物の一種です。
蓮の根っこはみなさんご存知の蓮根(レンコン)ですね!美味しいですよね〜。
蓮の葉が水をはじくことをロータス効果と言います。
表面にワックスのようなものでできた無数の突起があるため、水が広がらずに水滴のまま滑り落ちていくんです。
この効果により、自分自身を常にきれいに保っているんですね〜。うらやましい!
ちなみに、里芋の葉やバラの花でも同じような現象が起こりますが、これはまた別です。
花弁効果っていう、水滴を吸着する効果らしいです。
すごい構造は応用されます。
そう、バイオミメティクスです。
バイオミメティクスとは、「生物の構造や機能、生産プロセスを観察、分析し、そこから着想を得て新しい技術の開発や物造りに活かす科学技術」のことです(Wikipediaより)
本当にいろんなところで利用されているんですよ!
蓮の葉から発想を得て、ナノテクノロジーの分野では、塗料や屋根材、布に応用する方法の開発が行われています。
フッ素化合物やシリコーンでの表面処理をしたり、ポリエチレングリコールにグルコースやスクロースを組み合わせたりしたものが同様の効果を示します。
進化してきた生物の構造は、人間の発想を遥かに超えています。
生き物ってすごい!生き物ありがとう!
まだまだ発見されていない、すっっごい構造がきっとありますよね。
わくわくしませんか?
はい、ということで、しめ方がよくわからなくなってしまいましたが、今日はここまでです!
参考サイト:
【ハス(蓮)の花とは】花言葉やその意味、見頃の季節、種類や睡蓮との違いは? - HORTI 〜ホルティ〜 by GreenSnap